講演内容
歌とストーリーで 自社(自分)を ブランディング してみよう!
〜ミュージカルの表現法でマーケティングを体験〜
日時:2019年6月13日(木)場所:ITビジネスプラザ武蔵
講師:まき りかさん
脚本家 作曲家
北海道札幌市生まれ。
金沢大学法学部卒業(1991 年)後、ゲーム会社の「ハドソン」に新卒入社し『桃太郎電鉄シリーズ』をはじめとする人気ゲームの作編曲を数多く手がける。
その後、経営コンサルティング会社に転職し、飲食フランチャイズ全国展開の企画コンサルティング、広報、雑紙編集などに従事。1997 年に独立起業し、作曲家・作詞家・コピーライター・ミュージカルスクール経営・企業研修業など、マルチに活動する。2012 年からはミュージカルの脚本家、作曲家としてデビュー。
以降この7年で30作の作品を発表し、「いま日本で一番ミュージカルを書いている作家」と称される。脚本と音楽をいっぺんに書く創作スタイルによって、歌とストーリーを融合させ、「急に歌い出すミュージカル」の概念を変えたと言われる。
また、美しい旋律は「まきりかメロディー」と呼ばれ、多くのファンを持つ。
最近は、ラジオで耳から聴くだけのミュージカル『サウンドミュージカル』という新分野を開拓し、NHK-FM での特集オーディオドラマの脚本・作曲を担当している。また、ホンダを始めとするCMソング、キャンペーンソングの作詞作曲も多数。
まきりかさんのお仕事
今回は、ミュージカルの脚本・作詞・作曲家のまきりかさんをお招きして、「歌とストーリーで自社(自分)をブランディングしてみよう!」のセミナーを開催しました。
まきりかさんは大学卒業後、ゲーム会社に入社されゲームミュージックの作曲や編曲をされていました。「どんな良い曲でも画面に合わなければ使われない」そんなシビアなゲーム制作の現場で、画面に合った曲作りを意識されるようになったそうです。
その後、経営コンサルティング会社に転職、コンサルティングの企画や広報、雑誌編集などに従事、1997年に独立起業し、作詞家、作曲家、コピーライターミュージカルスクール経営、企業研修など多岐にわたり活躍されてきました。2012年からはミュージカルの脚本も手がけ、脚本・作詞・作曲をいっぺんに書く創作スタイルから創り出されるミュージカルは「急に歌い出すミュージカル」として多くのファンを魅了しています。
ミュージカルの作詞を体験
今回は、まきりかさんがかつて「ソーダストリーム」のCMのために書いた曲を使って、会社や商品、自分自身をテーマにCMソングを作るワークショップを行いました。
作詞シートは音の数のマス目になっていました。
日本語は1つの音に対して1つの言葉を当てると作りやすいです。
自社の商品の強みや、言いたいことを書いてくださいと白紙の紙を渡されても、書ける人は少ないのですが、決められたマス目に埋める作業とすることで、説明がまとまったり、新たな発見ができます。
これはCMだけではなく、自分が考えていることを端的に説明しなくてはいけなくなった時に、ドラマティックに説明できるよう、楽しんでもらいたい。
オリジナルソングがもたらす意外な効果
まきりかさんはオリジナルの曲で企業研修も行なっているそうで、社員が考えた詩でオリジナルソングを作ることで、会社の中でのコミュニケーションが生れたり、出来上がった曲を発信することで外部へのコミュニケーションツールにもなるそうです。
マーケティングの基本となります。また歌を通じて生れたものが、それを聞くことで社内で反芻され、良いコミュニケーションを生んでいくというメリットもあるそうですので是非皆さんもチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
■レポート:株式会社フィックス/黒田 朋宏
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